ティム・バートン監督が実在の画家を描いた「ビッグ・アイズ」日本版ポスター公開
2014年10月20日 12:05
[映画.com ニュース]ティム・バートン監督がエイミー・アダムスを主演に迎え、実在の米女性画家マーガレット・キーンを描いた伝記映画「ビッグ・アイズ」の日本版ポスタービジュアルが、このほど公開された。
「ビッグ・アイズ」は、悲しげな大きな瞳の子どもをモチーフにし、1960年代の米ポップアート界に影響を与えたアート作品。同シリーズのコレクターでもあるバートン監督が、絵にまつわるマーガレットと夫ウォルターの秘密に迫る。
内気で口下手なマーガレットが手がけた子どもの絵は、夫のウォルターの作品として発表されていた。夫婦は富と名声を手にするが、マーガレットはすべてを捨て真実を公表する決意をする。アダムスがマーガレット、クリストフ・ワルツが事件のカギを握るウォルターを演じた。
涙を流す巨大な瞳の少女が印象的な日本版ポスターは、バートン監督とマーガレットからすぐに許可が下りたお墨付きのデザイン。ふたりで筆をとるキーン夫妻の姿をとらえているが、絵を描いたのは誰なのか。「大きな瞳だけが知っている。」という言葉が、隠された秘密への興味をかき立てる。同ポスターは劇場公開に先駆け、第27回東京国際映画祭で掲出される。
「ビッグ・アイズ」は、2015年1月から東京・TOHOシネマズ 有楽座ほか全国で公開。