デヴィ夫人、泣きじゃくる「ますおか」岡田に「ね?野々村議員」とキラーパス
2014年10月16日 17:10

[映画.com ニュース]「アジョシ」のイ・ジョンボム監督とチャン・ドンゴンがタッグを組んだ映画「泣く男」の公開直前イベントが10月16日、東京・Gibson Brands Showroom TOKYOで行われ、お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右とデヴィ夫人が出席した。
この日の岡田は、主演のチャンが実際に劇中で着用したボロボロに破れた衣装で登場。勢いよく登場したものの、会場からの失笑に「初めて『シーン』という音を聞きました(笑)」と、本作のタイトル「泣く男」にちなんで泣きマネ。「この衣装はスベッたあとのビリビリに破れた僕の心をリアルに表している」と自虐的に笑い、報道陣の笑いを誘った。
一方のデヴィ夫人は“セクシースナイパー”をイメージしたという自前のヒョウ柄衣装で登場し、74歳とは思えないスタイルの良さを披露した。さらに「衣装はポールダンスをやっていた時のもので、下着は着けていません」と大胆告白。岡田から「凄いですね!」と声をかけられると満足げに微笑んでいた。
また岡田が、劇中のチャンについて「大切な人を守るのは男の魅力。男の美学ですね」と語ると、デヴィ夫人は「男性はギャアギャア泣くんじゃなくて、心の中で泣くのが男らしい。ねえ、野々村議員?」と“号泣会見”で話題を集めた野々村竜太郎元議員の名を出し岡田にキラーパス。岡田は困惑した表情を見せながらも「私はこの映画を広めたいだけなんです! ちょっとお水くれますか?」と即興ものまねを披露し、「もううっすら忘れかけてるのに……」と同情の色を見せた。
デヴィ夫人は「この映画は真っ先に野々村議員に見て頂きたいわ」と追い打ちをかけながらも「最初から最後までアクションがすごいし、展開も早い。最後のシーンでタイトルの『泣く男』の意味が分かります」と同作をしっかりアピールしていた。
殺し屋に育てられたゴン(チャン)は、暗殺の任務中に無関係の少女を巻き込み、その母親の暗殺命令を受ける。良心の呵責からこれが最後の任務と決め、捨て去った故郷ソウルに降り立つゴンは、組織に従うか、罪をあがなうか、苦渋の決断を迫られる。「泣く男」は10月18日公開。
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