高梨臨、主演ドラマで歴史の真実に迫る科学者に 人気モデルの成田凌と共演
2014年10月15日 11:00
[映画.com ニュース] 女優の高梨臨が、フジテレビのインターネットチャンネル「フジテレビNEXTsmart」が製作するオリジナルドラマ「FLASHBACK」に主演することがわかった。今作が演技初挑戦となる「MEN'S NON-NO」の人気モデル・成田凌とのダブル主演で、若き天才科学研究者と、遺品や遺体からイメージを読み取ることができる刑事がバディとなり、難事件に挑む姿を描く。
この9月に好評のうちに終了したNHK連続テレビ小説「花子とアン」で、主人公・花子の恋のライバルともなった同級生・醍醐亜矢子に扮し、瑞々しい演技が記憶に新しい高梨。それ以前からイランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督の「ライク・サムワン・イン・ラブ」に主演するなど実力派女優として知られるが、今作では人工知能を研究する科学者・轟日見子を演じた。天才的な頭脳を持ちながら、運も人当たりも悪く、事件に巻き込まれてしまうという役どころで、高梨は「目に見えるものしか信じないし、すぐに物にあたる。何かと欠点ばかりで、周りからは変わり者に見える日見子。でも人間的なところもあるし、滑稽で面白いところもある。そんな役柄は演じていてとても楽しいです」と話している。
一方、遺品や遺体に触れることで死者の抱いていたイメージを読み取る特殊能力=フラッシュバックを持つ刑事・加々美稜真に扮し、演技初挑戦で初主演を務めた成田は「全くの素人の自分を抜てきしていただいた皆さんの期待を裏切らないよう、必死にしがみついていこうと思いました。稜真が背負ってしまった宿命を、自分自身がどれだけ理解して向き合っていけるかを大切にしながら、役者人生で初めていただいた役を全力投球で演じました」とコメントしている。
東京で連続殺人事件が発生し、その捜査の過程で400年前のチベットの錫杖やナチスの作った暗号機エニグマ、ナチス総統アドルフ・ヒトラーの頭蓋骨など、日本にはないはずのものが物証として次々に発見される。捜査に携わることになった日見子と稜真は、いつしかその事件の裏に潜む「歴史の真実」に迫っていく。映画や海外ドラマをしのぐスケールをもったサスペンスエンタテインメントとして、海外に輸出することを念頭に置いて企画・製作され、豊原功補、佐野史郎、森本レオ、仲村トオル、津川雅彦ら一級のキャストが共演している。
フジテレビNEXTsmartでの有料配信のほか、12月19日からCS放送のフジテレビNEXTライブ・プレミアでオンエア予定。