鈴木京香、自らと同い年の主婦演じ「全く違う境遇の役はありがたい」
2014年10月8日 18:15

[映画.com ニュース]鈴木京香主演で桐野夏生氏の人気小説をドラマ化する「だから荒野」の会見が10月8日、都内のスタジオで行われ、鈴木をはじめ共演の杉本哲太、高橋一生、濱田龍臣、前田公輝、品川徹が出席した。家族に軽んじられていた主婦・朋美(鈴木)があることをきっかけに、家族を残して家を飛び出す。偶然出会った老人とたどり着いた長崎で生活を送る中で、心の中にある“荒野”と再生への道を模索する姿を描く。
鈴木は自身が演じた朋美の印象を「私は働いていて、結婚もしたことがない。家庭でだけ生活している女性の気持ちが理解できていない部分があり、最初は甘えの多い女性だなと思った」と明かす。だが、演じているうちに心境に変化が生じたといい「働かないで家にいるから世間を知らないと家族に思われているのは本当に辛い。実は芯が強く、内に秘めた欲がとても強い女性」と語った。
鈴木扮する朋美の夫を演じる杉本は、「僕が演じるのは最低の夫代表みたいな夫。自分の事しか考えていない自己中な男です。しかし妻と子どもが出て行ったことで、彼の成長を見てほしい」と最低男ぶりに太鼓判を押し、報道陣の笑いを誘った。
また、鈴木は自分にも朋美とは違う“荒野”があると明かし、「劇中の朋美と私は同い年。自分と同じ年代で全く違う境遇の女性を演じられるというのは、ありがたいことだと思っています」と語った。
NHK BSプレミアムドラマ「だから荒野」全8話は、2015年1月11日から毎週日曜日午後10時放送。
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