「インターステラー」劇中カット4点が新たに公開!
2014年10月7日 12:20
[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン監督がマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイらの出演で描くSF大作「インターステラー」の劇中カット4点を、このほど映画.comが入手した。
公開されたのは、宇宙服に身を包んだマコノヒーらクルー3人が装置のようなものを見つめるカットや、未開の惑星を進むクルーの姿の俯瞰(ふかん)シーン、宇宙服姿のハサウェイ、そして科学者役のジェシカ・チャステインとヒゲをたたえたケイシー・アフレックを捉えた4点だ。
常に秘密主義を貫き、作品に関しては限られた情報しか公開しないことで知られるノーラン監督だけに、新画像の公開はストーリーを推測する大きな手掛かり。すでに公開されている予告編とあわせると、滅亡のカウントダウンから人類を救うため地球から飛び立った元エンジニア(マコノヒー)は、人類移住の可能性がある惑星へ到達できたことがうかがえる。そこでは一体何が待ち受けているのか。クルーたちを待つ運命は依然不明だが、リアリティあふれる宇宙への旅と、未知なる惑星でのアドベンチャーが圧倒的なスペクタクルで描かれることが予想できる。
ノーラン監督は「インターステラー」のストーリーと映像について、「弟のジョナサンが手掛けた脚本は、マシュー・マコノヒー演じる素晴らしいキャラクターと彼の家族、そして考えつく限り一番壮大な旅を描いている。彼らのミッションをリアリティに満ちたものにするべく、多くの革新的技術、そして異なる技術を組み合わせた。でも、それが何なのかはお伝えできない。皆さんには映画を見に行って、驚いてほしいから(笑)」と説明。そして、「幼い頃にロンドンのレスター・スクエアにある映画館の大きいスクリーンで、父と一緒に『2001年宇宙の旅』を見た。とても印象に残っている経験だ。本作では、同じようなスケールの作品をお届したいという野望があった。子どもたちとその両親と一緒に見に行ってほしい。ぜひ巨大なスクリーンで体感してほしい。それが、私がこの作品に込めた思いだ」と、かつて体験したスクリーンで映画を見るだいご味、SF大作の興奮と感動を同作で再現しようとしていることを明かしている。
「インターステラー」は、11月22日から全国公開。