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まほろシリーズは「寅さんを凌ぐくらい続けて」 原作・三浦しをん氏が続編を後押し

2014年10月5日 08:05

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トークイベントに登壇した大森 立嗣監督(右)と原作者の三浦しをん氏
トークイベントに登壇した大森 立嗣監督(右)と原作者の三浦しをん氏

[映画.com ニュース] 俳優の瑛太松田龍平がダブル主演を務める人気シリーズの劇場版最新作「まほろ駅前狂騒曲」の公開直前トークイベントが10月4日、同作の舞台となった東京・町田にある109シネマズクランベリーモールで行われ、大森立嗣監督と原作者の三浦しをん氏が登壇した。

三浦氏は20年以上町田に住んでいたといい「自然も賑わいもあって、ちょっと怪しい人も、楽しい家族連れもいる。みんながごった煮で暮らしている感じがすごくいいなと思った」と語ると、ほとんど町田に来たことがなかったという大森監督は「こんなところがあるのかと(笑)。町田に住むと他に出なくなっちゃう感覚は分かります」と居心地の良さに太鼓判。三浦氏がすかさず「リス園もあるしね!」と劇中に登場する町田の名所をゴリ押しすると、大森監督は「僕はリスにかまれたけど、瑛太は手なずけた」と裏話を披露した。

また、多田と行天のキャラクターについて、「男女だとどうしてもカップルぽくなって、恋仲になるのかとかいう方に気を取られちゃう気がして」と2人の絶妙な距離感の設定につて説明。さらに「最初、龍平は『どっち(役)でもいいよ』って言っていて、瑛太は『行天かなあ』なんて言ってたんだよね」と驚きの事実が明かされ、三浦氏は「逆バージョンのスピンオフとか見てみたい!」と大興奮。客席からも期待を込めた拍手が沸き起こった。

さらに、原作は本作で完結していることから、今後の展開を「まずはこの映画がヒットして、周りからそういう声が聞こえてくれば」と大森監督が口を濁すと、三浦氏から「いえいえ、映画は寅さんをしのぐくらい続けて頂いて!」と声が上がり、会場は大盛り上がり。「映画先行で私がノベライズしますよ(笑)」とユーモアたっぷりに続編に期待を寄せた。

この日は客席からも質問を受け付け、「2人にとって『まほろ』シリーズはどういう存在ですか?」という質問に、大森監督は「チャレンジな作品。原作は直木賞、ドラマもやって、1作目から今回までの3年で主演の2人はすごい俳優になっちゃった。だからクランクインはプレッシャー、というか緊張していました」と本音を吐露。三浦氏は「私はすごく幸せな気持ちで物陰から見ていました。ただ面白いだけじゃなくて、すごく好みの映画なんです。本当に幸せな体験をさせて頂いた」と自らの手を離れた作品を愛情深く語った

映画「まほろ駅前多田便利軒」、続編として製作されたドラマ「まほろ駅前多田番外地」に続くシリーズ第3弾。まほろ市で便利屋を営む多田(瑛太)と変わり者の同級生・行天(松田)。多田は、行天の元妻から娘の子守り、まほろ市の裏番長・星から謎の新興宗教団体の極秘調査を押しつけられる。厄介な依頼に悪戦苦闘するふたりは、挙句バスジャック事件にまで巻きこまれてしまう。「まほろ駅前狂騒曲」は、10月18日から全国で公開。

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