大泉洋主演「駆込み女と駆出し男」に樹木希林、堤真一、内山理名、山崎努ら演技派ずらり
2014年9月27日 06:00

[映画.com ニュース]大泉洋が主演し戸田恵梨香、満島ひかりとともに原田眞人監督の最新作に挑む「駆込み女と駆出し男」に、樹木希林、堤真一、内山理名、山崎努、武田真治、キムラ緑子ら、日本の映画界、演劇界を代表する演技派俳優が結集していることがわかった。
故井上ひさし氏の時代小説「東慶寺花だより」が原作の同作は、幕府公認の縁切寺として知られる尼寺・東慶寺が舞台。大泉が離縁を求める女たちの身柄を預かる御用宿・柏屋に居候することになった信次郎、戸田が鉄錬りの達人・じょご、満島が日本橋唐物問屋主人の愛人・お吟に扮している。
今回発表された新キャストで異色なのは、信次郎と離縁調停を行う御用宿・柏屋の主人・源兵衛に扮する樹木。「わが母の記」に続くタッグとなる原田監督は、「樹木希林さんには三代目柏屋源兵衛という仰々しい男の名前を持つ女傑をお願いしました」と話している。また、お吟(満島)を愛人に持つ日本橋唐物問屋・堀切屋三郎衛門役の堤についても、「堤真一さんは盟友であり、名優です。江戸の光と影を背負った儲け役を楽しんでもらいました」とコメントしている。
また、内山は夫を不良侍に殺され無理やり妻にされた過去を持つ駆込み女、山崎は「南総里見八犬伝」で知られる江戸時代の戯作者・曲亭馬琴を演じる。さらに、キムラは柏屋の番頭・利平の妻・お勝、武田は鉄錬りのじょご(戸田)に暴力をふるう“DV”夫という適役を得た。
映画は、柏屋に居候することになった駆出しの医者で戯作者見習いの信次郎は、主人の源兵衛とともに離縁調停人よろしく奇抜なアイデアと戦術で男女のもつれた糸を解き放ち、訳あり女たちの人生の新たな出発を手助けしていく。しかし自身は好きな女に告白さえできない純情な性格で、ヤクザの親分に踏み込まれたり、東慶寺で修行する駆込み女の妊娠相手に疑われたりと、翻ろうされていく。一方で、水野忠邦の腹心、南町奉行の鳥居耀蔵は、東慶寺の取り潰しを画策していた。
なお、陽月華、木場勝己、神野三鈴、橋本じゅん、北村有起哉が出演していることも、配給の松竹が発表している。映画は、2015年5月16日から全国で公開。
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