上白石萌音「舞妓はレディ」大ヒットで芸妓・舞妓と一緒にお礼参り!
2014年9月25日 13:10

[映画.com ニュース] 現在大ヒット上映中の映画「舞妓はレディ」で主演を務めた若手女優の上白石萌音が9月24日、メガホンをとった周防正行監督とともに京都を訪れ、お世話になった京都の人々に直接感謝の言葉を伝えるべくお礼参りイベントを敢行した。
上白石と周防監督は、劇中に登場するお茶屋「下八軒(しもはちけん)」のモデルとなった、「上七軒(かみしちけん)」の現役の芸妓・舞妓衆7人と一緒に、公開前にヒット祈願を行った北野天満宮を参拝。続いて、京都を代表する繁華街・新京極に足を運び、商店街を練り歩きながら大入り袋を配布すると、道行く人々も上白石たちに「映画見たよ」など声をかけたり、握手を求めたりしていたという。さらに、一行は芸事の成就にご利益のある総本山・誓願寺にも立ち寄り、映画のさらなる成功を祈って扇子を奉納した。
その後、上白石と周防監督はMOVIX京都で大ヒット御礼の舞台挨拶に登壇。「お世話になった京都、そして上七軒に戻ってくることができてよかったです」と感謝の気持ちでいっぱいな様子の上白石は、ようやく公開されたという実感がわいてきたようで、「映画が羽ばたいて行って、どこか寂しいような嬉しいような……」。「そう話したら、それは娘を嫁がせる親の気持ちだよ、と言われました(笑)」と、かわいらしいエピソードを披露した。
取材開始から22年かけて完成にこぎつけた周防監督も、「知り合いの芸妓さんからも『プロの目から見て合格!』と連絡を受け、花街にきちんと認められたと感じ、非常に嬉しいです」と心境を明かした。
同劇場では、封切りとなった9月13日から3日間で全国2位、20・21日の週末には全国1位の興行収入を記録した。上白石は、仏パリでのJAPAN EXPOを皮切りに、全国15カ所におよぶ地方キャンペーンや東京・日比谷の盆踊り大会などで披露してきた主題歌「舞妓はレディ」を“最後の生歌唱”として歌い上げた。
同作は、京都のお茶屋で実際に働く芸妓・舞妓のあいだで支持を得ており、イベントに参加した舞妓の市知さんからも、「お見世出しやお稽古のシーンでは自分のそれと重ね合わせて号泣しました」と共感の声。花街では、お客さんが芸妓・舞妓を同作の鑑賞に誘って“「舞妓はレディ」ご飯食べ”するのが流行るなど、大反響を呼んでいる。
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