黒木メイサ、LAファンの心を鷲づかみ!「ルパン三世」ハリウッド上陸に大盛況
2014年9月15日 05:00
[映画.com ニュース] 女優の黒木メイサが9月12日(現地時間)、米ロサンゼルスのエジプシャンシアターで開催された第4回LA EigaFest(12~14日)のオープニング作品として、峰不二子役で出演した「ルパン三世」がプレミア上映されたことを受け、渡米した。黒木は北村龍平監督、山本又一朗プロデューサーとともに公式会見、オープニングセレモニー、プレミア上映に臨み、大きな喝さいを目の当たりにし、手ごたえのほどをつかんだ様子だ。
上映前のレッドカーペットには、約600人のギャラリーが結集。海外の映画祭に初参加となる黒木は、「皆さんに温かく歓迎してもらい、そして『ルパン三世』をLAのど真ん中に持ってこられてすごく嬉しいです」とほほ笑んだ。ハリウッドの空気を体感し、「活気があってやっぱりみんな元気だなと。日本の映画も元気ですし、こんなに元気な人たちに日本の映画を見て頂きたいですね。今日は、ロスのお客さんの心を盗みに来ました!」と力強くアピールした。
プレミア上映では、大きな笑いが起こる場面が多々あり、物語に合わせて何度も拍手が沸き起こるなど、場内は大盛り上がり。黒木は、「実際にハリウッドのお客さんに見てもらって、反応も大きくてわかりやすかったです」とニッコリ。撮影を振り返り、「女同士でキャットファイトするシーンでは、監督から『エロく! 色気が大切だ!』と指示が入って、撮影は大変だったけど楽しんでやりました」と明かして爆笑を誘うなど、終始和やかな雰囲気だった。
観客を前にした北村監督は、黒木を「メイサはどんどん英語がうまくなっているし、そのうち『アベンジャーズ』とかに出ているかもよ。友人からもメイサの評判が本当に良いので、ハリウッドでも通用すると思う」と太鼓判。場内から「ルパンがなぜピンクジャケットだけ着なかったのか?」と質問が飛ぶと、「続編を待っていて! 続編では今回あまり見せていない不二子のお風呂のシーンで、不二子が全裸のまま誘拐されるシーンから始まるよ(笑)」と話し、喜ばせていた。
同作は、日本では8月30日に全国307スクリーンで封切られ、既に観客動員は100万人を突破。公開後15日間で、興行収入は約13億8000万円を記録している。海外では23の国と地域での配給が決まっているが、フィリピンとシンガポールは9月、インドネシアとベトナムは10月、台湾は2015年1月の公開が予定されている。
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