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タランティーノ、自身が所有するロサンゼルスの名画座の番組編成を担当へ

2014年9月11日 12:15

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クエンティン・タランティーノ監督
クエンティン・タランティーノ監督
写真提供:アマナイメージズ

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、米ロサンゼルスにある座席数200席の老舗の名画座ニュー・ビバリー・シネマの番組編成を、今後自ら手がけるつもりであることを明かした。

ニュー・ビバリー・シネマは、1929年に封切館として始まったが、78年に現オーナーのトーガン一家が名画座に変え、クラシック作品を中心に、インディーズや外国映画まで幅広いラインナップを、「35mmフィルムの2本立て」にこだわって上映している。

タランティーノは若い頃からニュー・ビバリー・シネマの常連だったが、2000年代半ば以降、経営状態が悪化していた同館に毎月5000ドル(約52万円)の援助を始め、さらに07年に創業者のシャーマン・トーガンが死去し、立ち退きの危機に直面した際には、同館が入った建物を購入して存続させたことがのちに明らかになっている(タランティーノが介入しなければ、美容室チェーンに改装される予定だった)。

とはいえ、建物の所有者となってからも、タランティーノは上映作品の選定を含む実際の映画館運営をシャーマンの息子のマイケル・トーガンにまかせてきたが、米LAウィークリーによれば、今後はニュー・ビバリー・シネマの番組編成を自ら手がけるつもりだという。なお、現時点ではこれまでの責任者だったマイケルが今後どういう立場に置かれるのか、また両者のあいだに確執があるのかなどは不明。

タランティーノは、ニュー・ビバリー・シネマではこれからも「35mmフィルム上映」を専門とすることを明言しており、さらに新しく16mm映写機も購入する予定だという。また、自ら収集した膨大なプリントコレクションがあり、それを積極的に上映していきたいとも語っている。

タランティーノ・コレクションの目玉には、セルジオ・レオーネ監督&クリント・イーストウッドの「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」3部作のテクニカラープリントほか、膨大な予告編、短編、カートゥーン集などがあると同監督は話している。また、毎週金曜日は自作の上映日にしたいと考えているという。

なお、タランティーノ監督は来年に新作西部劇「The Hateful Eight(原題)」の撮影を控えている。多忙ななかで番組編成ができるのかと問われると、「長年かけて、2本立てのアイデアを100万件ぐらいは溜め込んである。それを実現するときをずっと待っていた」と回答。ただし、最初の3カ月の編成はすべて自分が手がけることになるが、その後は映画館のスタッフにも一部をまかせる予定だと話した。

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