J・J・エイブラムス監督、クリストファー・ノーラン監督らがフィルムを救う
2014年8月4日 12:05

[映画.com ニュース]閉鎖の危機に立たされていたコダックの映画フィルム工場を、J・J・エイブラムス監督やクリストファー・ノーラン監督、クエンティン・タランティーノ監督らが救ったと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。
デジタルシネマの発達により、コダックのフィルムの売り上げは過去10年間で96%ダウン。富士フイルムが映画用のフィルム製造から撤退したいま、唯一のフィルム生産者であるコダックの行く末が案じられていた。
しかし、フィルムを愛するエイブラムス監督やノーラン監督、タランティーノ監督、ジャド・アパトー監督らは、映画スタジオに働きかけ、今後、コダックから一定量のフィルムを購入する契約を締結させたため、コダックはフィルム製造を継続することができるようになった。コダックのジェフ・クラーク最高経営責任者は、「フィルムを延命させる道を見つけてくれた映画業界のリーダーの支援と創意に感謝します」と声明を発表している。
エイブラムス監督は「スター・ウォーズ エピソード7」をフィルムで撮影しており、ノーラン監督も「インターステラー」をIMAX用と通常の35ミリのフィルムで撮影している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント