周防正行監督「Shall we ダンス?」は「嫁さん探し」発言が受け大満足
2014年9月11日 21:30

[映画.com ニュース] 周防正行監督の1996年に公開されたヒット作「Shall we ダンス?」の“4K Scanning デジタルリマスター”版の特別上映が9月11日、東京・テアトル新宿で行われた。最新作「舞妓はレディ」の公開を記念した1回限りの上映。トークショーを行った周防監督は「あの時点での早すぎた完成形。いまだにメモリアル、到達点として伝えられるが、図らずもそういう映画が作れてしまった幸せな作品」と感慨深げに話した。
フルHDの4倍の解像度になったが、周防監督は「フィルムの質感を鮮やかに再現した。皆が考えているくっきり、はっきりが基準のハイビジョンとはちょっと違う」と説明。キャスティングの話題になると、客席で見守っていた同作のヒロインで、監督夫人でもある草刈民代も急きょ参加した。
世界的プリマとして活躍していた草刈は同作が映画初出演だったが、「脚本を読んでイメージはでき上がっていた。ダンサーとしてリアルに分かるところもあったし、踊っている時と違うことをやっているという感覚はそれほどなかった」という。その「Shall we ダンス?」の存在については、「まさか映画に出るとは思っていなかったけれど、人生の転機になった。結婚もそうですし、この作品を経験することで自分の開花が始まる第一歩になった」と振り返った。
だが、同じ質問に対し周防監督は「嫁さん探し」と答え、場内は大爆笑。「受けて良かったあ」と満足げな表情を浮かべていた。
「Shall we ダンス?」“4K Scanning デジタルリマスター”は、「ファンシイダンス」、「シコふんじゃった。」と合わせブルーレイが12日に発売。「舞妓はレディ」は13日に全国公開される。
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