豪政府「パイレーツ・オブ・カリビアン5」撮影を積極誘致
2014年9月3日 11:45
[映画.com ニュース] オーストラリア政府が、「パイレーツ・オブ・カリビアン5(仮題)」(原題:Pirates Of The Caribbean: Dead Men Tell No Tales)の撮影を積極誘致していると、Deadlineが報じた。
米ウォルト・ディズニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン5」の撮影準備を進めるなか、オーストラリア政府は同作のための税優遇措置の法案を可決。もし、ディズニーが同作の撮影をオーストラリアで行えば、2160万オーストラリアドルを還付することになった。
ハリウッド映画を積極的に誘致する同国は、ディズニーが準備を進めていたリメイク版「海底二万里」に対しても同条件を提示していたが、予算をめぐりディズニーと対立したデビッド・フィンチャー監督が降板したため、企画が頓挫した経緯がある。
なお、「パイレーツ・オブ・カリビアン5(仮題)」の監督は、「コン・ティキ」で知られるノルウェー出身のヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ。主演のジョニー・デップによれば、第5弾が最終章になる可能性が高いという。同作は、2017年7月7日に全米公開予定。