山下智久ムチャぶりツンデレ・セリフにファン700人が大歓声
2014年9月1日 20:15
[映画.com ニュース] 俳優・山下智久の主演映画「近キョリ恋愛」の完成披露試写会が9月1日、都内で行われた。山下は共演の小松菜奈、水川あさみ、ジャニーズWESTの小瀧望、山本美月、熊澤尚人監督とともに上映前に舞台挨拶。「僕にとって初めての純愛ラブストーリー。恋愛っていいな、あったかいなって気持ちになってほしいし、人を本気で好きになることの素晴らしさいうメッセージを受け取って」と満場の女性ファンにアピールした。
山下が演じたのは“史上最強のツンデレ教師”櫻井ハルカ。「本読みではちょっと恥ずかしい時もあったけれど、普段人に強く言うことはないので、途中から気持ちよくなって楽しく演じられた」と笑顔で撮影を振り返った。
ヒロインの天才女子高生・ゆにを演じた小松は、注目を浴びた「渇き。」とは真逆のハルカに振り回される役どころ。「どう演じていいか分からなくなることもあって不安もあったけれど、楽しく演じられました」と語った。
そんな小松に「最初に会った時はシャイな子かなと思ったけれど、等身大の18歳で現場を和ませてくれた。菜奈ちゃんがゆにで良かった」と称えた。だが、小松は「もっとウェーイみたいな人かと思ったけれど静かで、お互いに人見知りだと分かりました」と冷静に切り返し、山下から「それだけかよ」と突っ込まれていた。
それでも山下は、好きなシーンについて「ふいにゆにがハルカを抱きしめるシーンは、男性目線でもキュンときます」と説明。そして、ツンデレ・セリフのムチャぶりには照れながらも「俺はおまえのことを絶対に逃がさないから、覚悟しとけよ」と言い放ち、700人のファンの歓声を浴びていた。
「近キョリ恋愛」は、200万部を超える同名少女コミックを原作に、ツンデレ英語教師とクールな女子高生の秘密の恋を描くラブストーリー。10月11日から全国で公開される。