土屋太鳳「人狼ゲーム」続編で生歌披露も「ジャイアンになっているかも」
2014年8月30日 18:25

[映画.com ニュース] 若年層の間で流行のパーティゲームを実写化した「人狼ゲーム」の続編「人狼ゲーム ビーストサイド」が8月30日、全国17館で封切られた。主演の土屋太鳳、森川葵、青山美郷、佐久間由衣、熊坂出監督らは、東京・新宿武蔵野館での舞台挨拶に出席。土屋は今作で、自身が作詞・作曲した生歌を披露しているが、「(音痴な設定の役のため)結局ジャイアンになっているかもしれない」と苦笑いを浮かべていた。
本家「人狼ゲーム」では、プレイヤーに「村人」「人狼」「預言者」「用心棒」「共有者」などの役割が与えられ、誰が村人を殺す「人狼」なのかを推理していく。今作では、土屋が「人狼」の役割を担う樺山由佳に扮し、プレイヤーを1人ずつ殺していく設定。土屋は、自らの役どころを「人の命がどんなに大切かを忘れずに、絶対に伝えようと決心していました。ものすごく難しくて辛くて、本当にやめてしまおうって真剣に思った」と振り返った。
過酷な殺りくゲームの内容とは裏腹に、非常に仲がいいキャスト一同。撮影5分前には円陣を組み、土屋のかけ声のもと「むき出すぞー!」と気合を入れていたという。それだけに撮影中のバイオレンスシーンは苦しかったようで、佐久間は「キャストみんなで話したりとか、バーベキューの思い出とかが脳裏によぎって本当に辛かった」と吐露した。
森川は、土屋とアイスを食べるシーンを「太鳳にもらったからか、アイスがすごくおいしかった。撮影の時、手が止まらなくなって。今日も太鳳がブラウニーを作ってきてくれたが、それもおいしかった」。それに対し、土屋が「愛かな?」と茶々を入れると、森川が「愛だね」と笑顔を見せるひと幕もあった。
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