テレ東、エビ中初主演連ドラ「甲殻不動戦記」で最新VFX駆使
2014年8月22日 23:30
[映画.com ニュース] テレビ東京は、10月クールにアイドルグループ「私立恵比寿中学」(略称・エビ中)の連続ドラマ初主演作となる新連続ドラマ「甲殻不動戦記 ロボサン」を放送することを決定した。
同ドラマは、8人の少女(エビ中)と巨大ロボットが地球を救うストーリーの、最新VFXを駆使したSFロボット大戦アイドルドラマ。毎週金曜深夜0時52分~1時23分に放送予定。
「ロボサン」の第2の主役ともいえる巨大ロボットは、東映アニメーションが最新VFX(リアルタイム3DアニメーションiClone)の技術を、日本で初めて採用して生み出す予定。その3Dアニメは、映画「トランスフォーマー」シリーズや「パシフィック・リム」を彷彿(ほうふつ)とさせる出来栄えで、深夜ドラマの枠を超えた壮大なスケールで描かれる予定だ。
ただし、深夜30分ドラマで低予算のため、ロボットの機動時間に制限がある(最新VFXの活用時間は限定的になる模様)。エビ中扮する8人の女子中学生たちが放課後の溜まり場としていた巨大ロボットのコントロールルームを舞台に、お年頃な少女たちが繰り出す無駄話全開のワンシチュエーションコメディと、巨大ロボット同士の大迫力VFXバトルという、新感覚で前代未聞のドラマとなる。
同作で、ロボット制作VFXスーパーバイザーを務める野口光一氏(東映アニメーション)によれば、「(この作品は)ある意味、驚がくです。ハリウッドVFXと比べ、時間がない、予算規模が違う、コンピュータのデータ量が違う、そしてスタッフ数が圧倒的に少ない。そこでハリウッドでは絶対にやらないであろう取り組みを思いつき動きだしたのが『ロボサン』プロジェクト。昔のヒーロー特撮番組は着ぐるみに作画(アニメーション)を組み合わせていたことをヒントに、スーツアクターをモーションキャプチャーに、着ぐるみ・造型をCGに、作画は作画のまま使用し、最新のリアルタイム技術でTV特撮をVFXに置き換えることに取り組む」という。
エビ中は、「ももいろクローバーZ」の妹分的存在として活動中の、“永遠に中学生”をコンセプトとした09年デビューのアイドルグループ。同ドラマではメンバー8人が揃って主演するほか、オープニングテーマ曲も担当。楽曲は、元「JUDY AND MARY」のTAKUYAがサウンドプロデュースした新曲「ハイタテキ!」(11月5日発売予定)。(文化通信)
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