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大ヒット中3DCG版「STAND BY ME ドラえもん」世界21の国と地域で配給決定!

2014年8月19日 13:10

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“ドラ泣き”、世界へ
“ドラ泣き”、世界へ
(C)2014「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会

[映画.com ニュース] 現在大ヒット上映中の映画「STAND BY ME ドラえもん」が、アジアとヨーロッパの21の国と地域でも配給されることが発表された。ドラえもん史上初めて3DCGアニメーションとして製作され、8月8日の公開から10日目にして動員数244万人、興行収入32.7億円突破した大ヒット作が、世界へとはばたく。

現時点で公開が決定している国と地域は、韓国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、インドネシア、スペインなど。そのうち、ブルネイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、フィリピン、イタリア、サンマリノ、バチカン、マルタ、モナコ、スイスの11カ国では、今までドラえもん映画を配給した実績がなく同作で初上陸を果たす。現在、ほかの国でも配給に向け交渉が進められているといい、まだまだ公開規模は拡大される見込みだ。

同作は、5月のカンヌ映画祭のマーケットに出展していたが、当時は本編の完成前だったため、作品資料と2Dのプロモーション映像だけで交渉が行われた。東宝・国際部の担当者は「全く新しい3DCGのドラえもんのビジュアルを見て、各国のバイヤーも非常に驚いていました。マーケットに出展して、すぐに問い合わせが殺到しました」と手ごたえを語り、「やはり作品の力と“史上初の3DCGのドラえもん”という部分が強かったと思いました」と分析する。

テレビアニメが35の国と地域で放送されていることから、世界的にもよく知られているが、各国のバイヤーからは「プロモーション映像の段階で作品のクオリティを確信いたしました。世界も認めるクオリティの高さです。3Dで早く見たいです」(香港)、「ドラえもんは私の国でも大人気です」(イタリア)、「私の上司はドラえもんを見て育ちました。自分の国で3DCGのドラえもんを配給出来るのがうれしいです」(韓国)といった感想が寄せられたという。

STAND BY ME ドラえもん」は、山崎貴八木竜一監督(「friends もののけ島のナキ」)の強力タッグが、原作の中でも名作との呼び声が高いエピソードをベースに、ドラえもんとのび太の出会いから別れ、しずかちゃんに思いを寄せるのび太の奮闘を3Dで描く。当たり前だと思っていた子ども時代が本当は限りある宝物のような日常であることを気づかせる内容で、日本人だけでなく世界中の人々が共感できるテーマとなっている。

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