山寺宏一&加藤浩次、史上初の“牢獄アフレコ”に不満顔
2014年8月14日 14:45

[映画.com ニュース] 「アベンジャーズ」「アイアンマン」のマーベル・スタジオ最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の公開アフレコが8月14日、都内で行われ、日本語版吹き替え声優を務める山寺宏一と加藤浩次が出席。宇宙刑務所で知り合ったお尋ね者たちの活躍を描いた内容にちなみ、囚人服に身を包んだ2人は牢獄内でアフレコに挑戦した。
看守に連行され登場した山寺は、「53年間真面目に生きてきて来年で声優30年だけど、ものすごいアウェー感」とオロオロ。“狂犬”の異名をとる加藤も、「記者発表って普通はスーツとかキレイな格好だよね。牢屋にはマジで入ったことない!」とおかんむりだった。
映画は、銀河を滅亡させるほどの力を宿したパワーストーンをめぐり、ならず者トレジャーハンターのピーター・クイルや凶暴アライグマのロケットらが、ストーンを狙う“闇の存在”との戦いに巻き込まれていく姿を描いたSFアドベンチャー。
山寺は、「壮大なスケールだけど、ユーモアのセンスもある最高に面白いエンタテイメント。まさにこういう映画を見たかった!」と大絶賛。加藤も、「わかりやすく言うと宇宙版の『ワンピース』。勧善懲悪ではないところも面白い。ちびっこから大人まで楽しめる作品」とアピールした。
お調子者のピーター・クイル役を演じる山寺は、「宇宙をまたにかけるプレイボーイだけど実は不幸な生い立ちで、ふざけてるけどやる時はやる男。しかも脱ぐとすごい!」と魅力をアピール。宇宙“最凶”のアライグマ・ロケット役の加藤は、「アメリカ版ではブラッドリー・クーパーさんが声優をやっているらしいけど、日本で僕がやるとなってネットでは炎上という話もチラホラ」と不安そうだったが、山寺に「ぴったり!」と太鼓判を押してもらうと、ほっと胸をなで下ろしていた。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は、9月13日から全国で公開。
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