映画版「高慢と偏見とゾンビ」、サム・ライリー&リリー・ジェームズ主演で9月撮影開始
2014年8月13日 22:25
[映画.com ニュース] 長らく製作が難航していた、米作家セス・グラハム=スミスのベストセラー小説「高慢と偏見とゾンビ」の映画化企画が、いよいよ撮影スタートすることがわかった。
監督やキャストが次々と代わっては頓挫し、一時はお蔵入りが予想された本作だが、米Deadlineによれば、サム・ライリー、リリー・ジェームズ、ベラ・ヒースコートという人気若手スターが主演し、9月にクランクインするという。
2009年に刊行された原作は、ジェーン・オースティンの古典「高慢と偏見」をゾンビ版にアレンジしたもの。主人公エリザベス・ベネット役にはこれまで、ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、スカーレット・ヨハンソン、ブレイク・ライブリー、リリー・コリンズの名前が挙がったが、ディズニーの実写版「シンデレラ」主演に抜てきされ注目を集めるジェームズが演じることになった。ライリーはダーシー役、ヒースコートはエリザベスの姉妹役を演じる。
メガホンをとるのは、「17歳の処方箋」「きみがくれた未来」のバー・スティアーズ。脚本は、当初監督予定だったデビッド・O・ラッセルとスティアーズによるもので、ナタリー・ポートマンがプロデュースを手がける。