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吉永小百合、鶴瓶もビックリの豪腕ぶり 20年ぶりの投球を披露

2014年8月7日 05:00

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豪腕ぶりを披露した吉永小百合
豪腕ぶりを披露した吉永小百合
(C)2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会

[映画.com ニュース] 女優の吉永小百合が、成島出監督と共同で企画し主演も務める映画「ふしぎな岬の物語」の劇中で、見事な豪腕ぶりを見せていることが分かった。吉永が投球を披露するのは、1994年の西武ライオンズ対近鉄バッファローズ戦の始球式に登板して以来、20年ぶりだという。

吉永は、撮入前からキャッチボールの練習を開始し、近所の公園で300球近くを投げ込む自主トレーニングも敢行。撮影現場でもリハーサル終了後や休憩中、野球経験者のスタッフを相手に休むことなく1時間近く投げ続けることもあったという。

本番では吹き替えなしで見事な投球を披露し、ボールを受けた共演者の笑福亭鶴瓶があまりの剛速球に驚き、NGを出してしまうひと幕も。撮影の合間には、投球前に「駿河学くーん」と鶴瓶の本名を呼んで驚かせたり、「ライアンや!」という鶴瓶の振りに対し、元大リーガーのノーラン・ライアンのように左足を高く上げる投球フォームで知られるヤクルトスワローズの小川泰弘投手のマネをしたりと、終始温かなムードに包まれていた様子だ。

この投球シーンは、吉永演じるカフェの店主・悦子と常連客タニさんがキャッチボールをする場面に登場する。悦子と甥(おい)の浩司(阿部寛)の仲が険悪になった時、それを見かねたタニさんが昔のようにキャッチボールをしようと提案。仕事に行かなければならなくなった浩司と交代した悦子は、キャッチボールをしながらタニさんの思いやりに対し感謝の言葉をかけるというシークエンスだ。

豪腕を披露した吉永は、9日に開幕する第96回全国高校野球選手権大会を前に、「野球は大好きなので、毎年、高校野球も楽しみにしています。ハンカチ王子とマー君との試合などは、テレビの前で手に汗握って見ていました。今年も夏の甲子園がいよいよ始まりますが、暑さに負けず、記憶に残るプレーを期待しています」とコメントを寄せた。

ふしぎな岬の物語」は、10月11日から全国で公開。

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