フィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作「誰よりも狙われた男」ポスター公開
2014年7月25日 17:20

[映画.com ニュース]今年2月に46歳で死去したフィリップ・シーモア・ホフマンさん最後の主演作「誰よりも狙われた男」のポスターが完成した。名優の死をしのぶとともに、7月25日の北米公開に敬意を払い、本国ポスターを踏襲したデザインとなっている。
原作は、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレ(「裏切りのサーカス」)の同名小説。冷戦時代の東西対立という構図が崩れた世界で、9・11以降の、テロ対策を軸にした熾烈な諜報戦をリアルに描き出したサスペンス。ホフマンさんが演じるのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、ギュンター・バッハマン。酒とタバコを手離さず、組織との軋れきと闘いながら、己の信念を貫こうとする孤高のスパイだ。ウィレム・デフォー、ロビン・ライト、レイチェル・マクアダムスらが共演する。
公開されたポスターは、「その瞬間、世界の全てが敵となった」とのコピーとともに、スパイの悲しみを浮かべたようなグレートーンのバッハマンの横顔に、琥珀(こはく)色の共演陣の写真がパズルのように並べられている。コービン監督らしく、色調を抑えたスタイリッシュな仕上がりだ。
「誰よりも狙われた男」は10月、TOHOシネマズ シャンテ他全国で公開。
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