山本美月、3DCG「ドラえもん」で「まんまと“ドラ泣き”」
2014年7月20日 16:36

[映画.com ニュース] 藤子・F・不二雄氏の生誕80周年記念作品「STAND BY ME ドラえもん」の完成披露試写会が7月20日、東京・虎ノ門ヒルズで行われ、共同でメガホンをとった山崎貴監督と八木竜一監督が舞台挨拶に登壇。本作を鑑賞し号泣したという女優の山本美月も応援に駆けつけ、「泣かないと思っていたけど、まんまと“ドラ泣き”。過呼吸寸前くらいに泣いた」と語り、両監督を喜ばせた。
原作コミックから厳選したエピソードを再構築し、ドラえもんとのび太の出会いから別れまでを描いた「ドラえもん」シリーズ初の3DCGアニメーション。「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」などで知られるヒットメイカーの山崎監督は、「ドラえもんを卒業しかけている人もたくさんいると思うけど、3Dならもう1回見てみようかなと思ってもらえるのでは。ドラえもんに触れているような感覚や、タケコプターで空を飛んだらどういう風に見えるのだろうかなど、3Dにしてみたら面白いのではと思った」と3D採用の理由を説明した。
山崎監督の盟友である八木監督は、「山崎さんは不思議なことを実体化してくれるドラえもんみたいな人。僕は小さい頃から今の今までのび太(笑)。子どもの頃にコミックを読んだワクワク感を思い出しながら、大人になってからこそわかるF先生のメッセージも感じていただけたらうれしい」と大人世代へもアピールした。
トヨタ自動車のCMで大人になったのび太を演じる俳優の妻夫木聡が、青年のび太の声優として参加するなど、子どもキャラクターたちの成長した姿が描かれていることでも話題の本作。山本は、ドジなのび太と優等生の出木杉君のどちらがタイプか聞かれ、「子ども時代だったら出木杉君だったけど、大人になってぽっちゃりしていてちょっとガッカリ(笑)。大人になったらのび太君かな? 小学校のときから一途にしずかちゃんを思い続けているし、そんな一途な方は素敵だなと思った」と照れ交じりに語った。
この日、「ドラえもん」がモデルとなっている「トラのもん」がシンボルの新名所・虎ノ門ヒルズでの初の映画試写会開催となった。「STAND BY ME ドラえもん」は8月8日から全国で公開。
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