ピース綾部&又吉、「猿の惑星:新世紀」日本語吹き替え版でアフレコ初挑戦
2014年7月16日 05:00

[映画.com ニュース] 7月11日に全米公開され、興行収入ランキング第1位発進となった「猿の惑星:新世紀(ライジング)」の日本語吹き替え版に、お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二と又吉直樹が声優として参加し、アフレコに初挑戦することが発表された。
月5~10本の映画を鑑賞するという映画好きの綾部が担当するのは、猿と危険なシチュエーションで出会う人間の役で、ストーリーが一気に加速する重要なシーンに登場。「結構セリフの多い役なので、不安に思っています」と後ろ向きな発言だが、シリーズの大ファンでオリジナル版や前作「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」も鑑賞していることから、作品に参加できることへの期待に胸を膨らませているという。
一方、読書家として知られる又吉も「日常会話も棒読みなので、気を付けたい。迷惑のかからないセリフの少ない役をお願いできればと思います」と不安を隠せない様子。そんな又吉が、どのようなキャラクターの声を担当するのかにも注目だ。ふたりは、今月末にアフレコ収録に臨むという。
配給の20世紀フォックス映画は、ピースのふたりを起用した理由について「今回の『猿の惑星:新世紀』では、猿と人類の両方が共存か決戦かの決断を迫られるという点が、ストーリー上の大きなポイントになっています。だからこそ、“平和”の大切さもアピールすべきということで、“ピース”のおふたりに声優を依頼しました」とコメントしている。
高度な知能を獲得した猿たちがごう慢な人類への反乱を引き起こしてから10年後の世界を舞台に、絶滅の危機に瀕した人類と心まで進化させた猿たちの対立を描くディザスターアクション。荒廃した市街地に身を潜めていた生き残りの人間たちが、エネルギー資源を求めて猿のテリトリーに足を踏み入れたことから、一触即発の事態がぼっ発する。かけがえのない家族や仲間を守るため平和な世界を望む猿シーザーと生存者グループの穏健派マルコムは和解の道を探るが、人類と猿の間の憎しみが静まることはなく対立は激化していく。
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」は、9月19日から全国で公開。
(C)2014 Twentieth Century Fox
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