業界初!「複製された男」がおきて破りの袋とじネタバレサイト開設
2014年7月7日 15:00

[映画.com ニュース] 「灼熱の魂」「プリズナーズ」のドゥニ・ビルヌーブ監督がメガホンをとった本格ミステリー映画「複製された男」の公式サイトに、映画業界初となる“袋とじネタバレレビュー投稿サイト”が開設されることがわかった。
ある日、ビデオの中に自分と瓜二つの男を見つけたことから、アイデンティティーを失っていく男を描いた至高のミステリー。今回、配給会社クロックワークスがおきて破りともいえる業界初の“袋とじネタバレレビュー投稿サイト”の開設に踏み切ったのは作品の難解さゆえのこと。マスコミ試写会で25%の人がその複雑さに翻ろうされたという同作では鑑賞後に答え合わせがしたくなるという性質を踏まえ、それぞれの解釈を投稿し合える袋とじページが誕生した。
公式サイト(http://fukusei-movie.com)で“ページを見ますか?”を承諾するとハサミが現れ、袋とじを切り開いていく。ページ内にはビルヌーブ監督、ジェイク・ギレンホールのインタビュー(ネタバレあり)、監督からのヒント、さらに「キングを探せ」「ノックス・マシン」で知られる作家、法月綸太郎のコメントが掲載されているほか、ユーザーが独自の見解を投稿し合うことも可能で、本編鑑賞前に閲覧することは厳禁となっている。
クロックワークスの宣伝プロデューサー木村範子氏は、「見る人によりさまざまな解釈が生まれる作品でもありますので、自分の考えを反映し、さらにほかの人の答えを参考にして2度目を楽しんでもらえたら」と、袋とじページの活用法を提案。監督からも「たくさんの謎が隠されています。その謎解きに悩んでいただくということを、ぜひ楽しんでいただきたいです」とメッセージが届いており、袋とじを開くのは観賞後にしておく方が良さそうだ。
「複製された男」は、7月18日から全国順次公開。
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