伊勢谷友介が希望の光をもたらす「ザ・テノール」特報映像を独占入手
2014年6月26日 10:00
［映画.com ニュース］ 俳優の伊勢谷友介が出演する日韓合作映画「ザ・テノール 真実の物語」の特報映像を、映画.comが独占で入手した。伊勢谷扮する音楽プロデューサーが、主人公のオペラ歌手に希望をもたらす様子を確認することができる。
「アジア史上最高のテノール」と称されヨーロッパで活躍しながら、甲状腺がんによって声を失ったオペラ歌手ベー・チェチョルの実話をもとに、チェチョルとその才能を信じてやまない日本人音楽プロデューサーの国境を越えた絆が、世界で初めての奇跡を起こすまでを描く。チェチョル役を「人類資金」で日本映画に初出演した韓国の若手実力派ユ・ジテ、音楽プロデューサーの沢田幸司役をアジア映画は初挑戦となる伊勢谷が演じる。
このほど公開された特報でも、伊勢谷は流ちょうな英語を披露。その「歌わない人生なんて本当に想像できるのか？」という沢田（伊勢谷）の言葉が、がんを宣告され絶望の底にいるチェチョル（ユ・ジテ）にとって希望の光となることを印象づけている。
日本のテレビ番組でも度々取り上げられ大きな反響を呼んだチェチョルのエピソードをスクリーンに描き出すのは、「ミッドナイトFM」のキム・サンマン監督。共演者には、北乃きいのほか、韓国人女優チャ・イェリョンやユーゴスラビアのナターシャ・タプスコビッチ、イタリア人オペラ歌手のティツィアーナ・ドゥカーティら国際色豊かなキャストが集まった。
「ザ・テノール 真実の物語」は、10月11日から東京・新宿ピカデリー、東劇ほか全国で公開。
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