「寄生獣」劇中カットを入手!染谷将太は撮了に「ミギー、5カ月ありがとう」
2014年6月25日 08:00

[映画.com ニュース] 岩明均氏の伝説的漫画を山崎貴監督が2部作で実写映画化する「寄生獣」の約5カ月間にわたる撮影が、このほどクランクアップを迎えた。映画.comでは本邦初公開となる劇中カットとともに、撮了した主演・染谷将太のコメントを入手した。
累計発行部数1100万部を誇る原作は、月刊アフタヌーン(講談社刊)に1990年1月号~95年2月号に連載されていたSF漫画。空から飛来した正体不明の生物「パラサイト」が、鼻や耳から人間の頭に侵入、脳に寄生し全身を支配してしまう。主人公の高校生・泉新一は、右腕に宿ったパラサイト「ミギー」との共生を余儀なくされ、数奇な運命をたどる渦中でほかの寄生獣たちとの戦いや別れを経験していく。
山崎監督との3度目となるタッグで主演に抜てきされた染谷。5カ月にわたる撮影を「題材も撮影技法も今まで経験したことがないことばかりだったので、大変でしたがとても素敵な日々を過ごすことができました。きっと一生こんな経験はできないと思いますし、このような映画は国内外を含めてないと思うので、誇りに思います」と振り返る。
新一を演じるにあたり、山崎監督との対話を重ねながらキャラクターを作りあげていったという。なかでも特筆すべきは、「なんといってもミギーが右腕にいるので、それがかなりの難問だったのです。しゃべるCGキャラクターとお芝居する経験すらなかったのに、それが自分の右腕にくっついているので、相当な創造力を働かせました」と説明。というのも、「CGの動きと自分の体の動きが一致しないと、せっかく魅力的なミギーが魅力的でなくなってしまうから」と苦労を明かした。
撮影を、まさに“一心同体”で乗り切ったミギーについては「『自分はこの人(ミギー)と5カ月間撮影していくんだ、この経験ができるのは世界で自分だけだ』と思いました」と第一印象を語る。全国各地でのロケでも行動をともにすることで、ミギーへの情愛は深まるばかりだった様子。それだけに、「ミギー、あなたにはさんざん困らされました。約5カ月、本当にありがとうございました。スクリーンであなたとお会いできるのがとても楽しみです」と感謝のコメントで締めくくっている。
「寄生獣 PART1」は11月29日、「寄生獣 PART2」は15年に全国で公開される。
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