ジョニー・デップ「トランセンデンス」インタビュー映像を独占入手!
2014年6月20日 13:15

[映画.com ニュース] クリストファー・ノーラン製作総指揮のSF大作「トランセンデンス」で主演を務めたジョニー・デップのインタビュー映像を、映画.comが独占入手した。
デップは同映像で、自ら演じる科学者ウィルの頭脳が、妻エヴリンの手によってコンピュータにアップロードされることで、死の淵から命を吹き返すという役どころを説明。「生命をコントロールするなんて非道徳だが、一瞬で決めなければならない」と語りながら、「これは風変わりなSFだが、ラブストーリーでもある」と作品を評した。
同作は、今後40年以内に起こると言われているコンピュータが人類の知性を超える“超越”現象(トランセンデンス)が大きなテーマ。デップはそうしたテクノロジーの進化に対して、「僕たちがテクノロジー中毒になっていることは事実だ」と言い、「世界中どこに行っても携帯メールを打つ人だらけだ。取りつかれたなんてものじゃない。使いこなしていると思っているけど、テクノロジーに使われているのは僕らだ」と警鐘を鳴らす。もちろん、「科学やテクノロジーを通して、多くの命が救われるが」と医療での活用などの利点も認めているが、「諸刃の剣でもある別の面が恐ろしい」と持論を語っている。
「観客には『選択肢を考えておこう、(こういった事態にどうするか)いつか質問されて選ぶことがあるかもしれない』と思っていてほしい」という期待とともに、「トランセンデンス」が急速な科学技術の進化に対する問題提起でもあると述べたデップ。最後に「もし、誰かの脳をコンピュータにアップロードできるようになったら?」と問われると、「ジョン・レノンだね、彼と話がしてみたい」と答えている。
同作は、「メメント」以降のノーラン全監督作で撮影監督を務めてきたウォーリー・フィスターの監督デビュー作。共演は、レベッカ・ホール、ポール・ベタニー、ケイト・マーラ、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィほか。6月28日から全国公開(一部劇場で27日に先行公開)。
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