榮倉奈々、女優デビュー10年を迎え決意新た「続けていて見えることもある」
2014年6月14日 15:15

[映画.com ニュース] 女優の榮倉奈々が6月14日、都内で行われた主演映画「わたしのハワイの歩きかた」の初日舞台挨拶に、共演の高梨臨、瀬戸康史、加瀬亮、前田弘二監督とともに登壇した。
約1カ月半に及んだハワイロケを振り返ったキャスト陣。榮倉は、「登場人物のみんながすごく不器用で、だからこそチャーミング。みのりちゃんは近くにいる仲の良い友だちのようで、彼女の人生の一部をのぞいているような感覚になった」と等身大の役柄に共感しきり。今年で女優デビュー10年という節目を迎え、「新しいことを始めるのもいいと思うけど、続けていて見えることもある。どこの場所であっても人と出会って、それをちゃんと拾っていきたい」と決意を新たにしていた。
男漁りを繰り返すハワイ在住の女性を演じた高梨は、「男性の方がどう思って見てくれたのか興味津々(笑)」。事業に失敗し続けながらもあきらめない野心的なビジネスマンを演じた瀬戸は、「ハワイの人たちのありのままに生きている姿を見て、自分も色々なものにしばられちゃダメなのかなと思う日々。自分を見つめ直せるような時間だった」と充実した撮影を振り返った。
自然を愛する謎のナチュラリストを演じた加瀬は、「良い人悪い人を決めつけると安心するものだけど、悪い面も良い面も、建前も本音もあって、前田監督はそれをまるごと肯定してくれる」と2本目のタッグとなった盟友・前田監督に厚い信頼。前田監督は、「オリジナル作品をハワイで撮らないかと言われ、最初は半信半疑だったけど、こうして初日を迎えられてほっとしている。素晴らしいキャストに恵まれて思っていた以上の作品になった。奇跡なんじゃないかなと思うくらいうれしい」と感無量の面持ちだった。
「婚前特急」の前田監督と脚本家の高田亮が再タッグを組んだオリジナル作品。出版社に務めるOL・小山田みのり(榮倉)が、うまくいかない日常から脱出すべく仕事を口実にハワイへ飛び、現地で出会った人々と織りなす日々を描く。
(C)2014「わたしのハワイの歩きかた」製作委員会
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