辻村深月の傑作ミステリーを映画化「太陽の坐る場所」ポスター公開
2014年6月14日 06:00

[映画.com ニュース]直木賞作家・辻村深月氏の傑作ミステリーを矢崎仁司監督が映画化した「太陽の坐る場所」のポスタービジュアルが公開された。同窓会で再会した元クラスメイト同士を演じる水川あさみと木村文乃が力強く正面を見据え、白と黒という対照的な衣装が物語で展開されるふたりの関係を暗示している。
学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた主人公の響子と、同じ名前を持つクラスメイトの今日子。ある日をきっかけに、2人の立場が逆転する。そして、高校卒業から10年、響子は地元地方局のアナウンサーとして満たされない毎日を過ごし、今日子は東京で人気女優として活躍していた。そんなふたりが同窓会で再会を果たし、10年前の真実が語られる。三浦貴大、森カンナ、鶴見辰吾らが共演。
辻村氏、矢崎監督ともに山梨県出身で、本作は山梨放送開局60周年記念作品として製作された。撮影も山梨を中心に行われ、タイトルにある“太陽”を意識したロケ場所を設定すべく、製作陣はロケハンに奔走したという。このほど公開されたポスタービジュアルに写っている体育館は、物語の最重要シーンが撮影された場所で、山梨県のほとんどの中学・高校の体育館を見て回った結果、窓の大きさ、撮影時間帯と太陽の位置関係から奇しくも矢崎監督の母校が選ばれた。
10月4日有楽町スバル座ほか全国公開。山梨では9月27日から先行公開される。
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