「300 スリーハンドレッド」続編、R15+指定も納得の過激バトルシーンが公開
2014年5月22日 12:00

[映画.com ニュース] 歴史アクション「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」から本編映像の一部が公開され、クライマックスのバトルでエバ・グリーン演じる女傑が小枝のように細い腕で2本の剣を操り、屈強な男を切り倒す圧巻のシーンが明らかになった。血しぶき飛び散るバトルシーンの連続や、グリーンが体当たりで挑んだセックスシーンなどが理由で映倫区分R15+に指定された本作。その過激さが垣間見える映像だ。
ギリシャの最強国家スパルタの戦士300人がペルシア帝国100万人の大軍を相手に繰り広げた死闘を、鮮烈な映像美で描き大ヒットした「300 スリーハンドレッド」(2007)の続編。鬼才フランク・ミラーのグラフィックノベル「クセルクセス(Xerxes)」を下敷きにした今回は、誇り高きスパルタ人の魂を受け継いだ屈強なギリシャの戦士たちと、人間から神の化身に生まれ変わったクセルクセス王が君臨するペルシア侵略軍が激突、大海原を真っ赤に染める復しゅう戦を繰り広げる。
史上最古の女海賊として歴史に名を刻み、“戦場を駆ける女”の異名を持つ女傑アルテミシアを演じたグリーン。クセルクセス王のもと大艦隊を率いる海軍司令官という役どころだが、「彼女は男のような強い女性。血に飢え、恐れを知らず残忍。私は彼女を(ギリシャ神話の)アマゾンとか、サムライみたいにとらえている。自分の思いを遂げるならば何でもする。彼女を怒らせたら怖いわよ(笑)」と語る。
また、「運動神経に自信があるわけじゃないから、最初は少し不安だったの」というが、強烈なキャラクターに磨きをかけるため、1日4時間以上、2カ月間の集中的な体幹トレーニングと剣術の特訓を積み、「すごく強くなった気がしたわ。まるで麻薬ね。本当に戦えるような気がしたわ」と自信のコメント。その言葉通り、ノンスタントでアクションをこなしたグリーンは、筋骨隆々の男たちのなかで圧倒的な存在感を放っている。
「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」(3D/2D/IMAX3D)は、6月20日から東京・丸の内ルーブルほか全国で公開。
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