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川島海荷、初めてのスカイツリーは「平和だな」

2014年5月22日 20:25

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川島海荷
川島海荷

[映画.com ニュース] 東京スカイツリー特別ショートフィルム第2弾「ソラノネ」の完成披露試写会が5月22日、地上350メートルのスカイツリー展望デッキで行われ、主演の川島海荷、共演の鈴木砂羽近藤芳正中茎強監督、原案者の松延晋氏らが出席。本作の撮影で初めてスカイツリーに登ったという川島は、「すごくキレイ。東京全体以上のものが見渡せて、平和だなって思った」とほのぼの語った。

東武タワースカイツリーと、アジア最大級の短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2014」が共同で製作した短編映画。すれ違いばかりだった家族が、突然の母の失踪を機に絆を取り戻していく姿を描く。

しっかり者の末っ子を演じた川島は、「ふだんは長女なので末っ子ってどんな感じなのだろうと思っていたけれど、末っ子ではありながらもしっかりした役だったので演じやすかった。今でもお母さんに甘えてしまうところも共感できた」。母役の鈴木は、「昔はこんな『大きい娘いないし』とか思っていたけど、すっかりお母さん役に慣れてきちゃった」としみじみ語った。

松延氏は、「家族はいつも仲良しなわけじゃない。多くの皆さんに家族の良さを感じてもらえたらうれしい」と挨拶。川島も、「家族って当たり前にいてくれるけど、ありがたさをふだん感じることは少ない。私もこの映画を見て家族に会いたくなった。見た人が誰かに会いたくなったり、つながりを感じてもらえたらうれしい」と語りかけた。

会見には「SSFF&ASIA」代表の別所哲也とフェスティバル・アンバサダーのLiLiCoも駆けつけ、LiLiCoは「私は母親とあまり仲良くなかったけど、家に帰ってきていないとめっちゃ不安になった」と共感しきり。別所は、「たった数分の中に映画の原石がぎゅっと濃縮されて光り輝いているのがショートフィルム。そこに大きな映画の宇宙がある」と短編映画の魅力を熱く語った。

「ソラノネ」は、「SSFF&ASIA 2014」で6月6、8、10日に無料上映される。

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