川島海荷「ぴんとこな」オールアップ　笑顔と涙で「成長できた」

［映画.com ニュース］　TBS木曜ドラマ9で放送中の「ぴんとこな」にヒロインの千葉あやめ役で出演中の川島海荷（9nine）が、このほど都内で全出演シーンの撮影を終えた。共演の中山優馬（NYC）から花束を受け取った川島は「終わった感じがしなくて、涙も出てこないです」と元気に挨拶したが、大きな拍手に包まれると緊張がほぐれたのか、思わず涙をこぼした。

嶋木あこ氏の人気少女漫画を原作に、連続ドラマでは初となる歌舞伎界を舞台に描いたドラマ。玉森裕太（Kis-My-Ft2）扮する主人公で歌舞伎界のプリンス・河村恭之助と、中山演じるライバルの澤山一弥が、歌舞伎の技を競いながら互いに成長し、同時にあやめをめぐって恋の火花を散らす様子を描く。

川島は最終話の撮影でオールアップ。撮影期間は4カ月にわたり、同時並行で7～8月はガールズユニット「9nine」として多数の夏フェス出演もあった。多忙を極めたはずだが、それでも「4カ月間撮影してきて……楽しかったし、とても寂しいです。楽しかったし、スタッフさん、キャストの皆さんとのすてきな出会いもあって良い経験ができました」とニッコリ。「あやめという役に出会えたことが幸せ。最初はプレッシャーや不安もあったけど、このドラマを通じてちょっとでも成長できたと思います。これからも女優としていろいろな役に挑戦していきたいです」と素直な気持ちを述べた。

8月29日に放送された第7話では、ついに恭之助があやめに思いを伝えるという物語の大きな展開もあった。川島は「ドラマは、これからひとりひとりの思いが交差して、すれ違いもあるけど、最終的にはみんながそれぞれの思いを伝えます。そして、恋愛はもちろん、親子愛とかいろんな愛情にあふれると思います。これからも楽しんで下さい」と今後の見どころをアピールした。

毎週木曜午後9時放送。全10話で最終話は9月19日放送。