殺人鬼の純愛映画「カニバル」五月女ケイ子のシュールなイラスト公開
2014年5月15日 18:10
本作は、美女ばかりを狙う連続殺人鬼が、獲物の女性に心を奪われてしまう姿を描いた純愛映画。連続殺人鬼の顔をもつ仕立て屋のカルロスは、毎晩、美女を捕まえては山荘で解体し、人肉ステーキとして味わっていた。ある日、失踪した双子の妹を捜索している美女ニーナに出会い、カルロスは恋に落ちる。
主人公カルロス役を、「アイム・ソー・エキサイテッド!」のアントニオ・デ・ラ・トーレが演じ、マヌエル・マルティン・クエンカが監督を務めた。スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞の撮影賞を受賞したほか、8部門にノミネートされている。
今回、“肉か?愛か?”というテーマで描かれた五月女のイラストには、女性を抱きかかえるカルロスの頭上で、楽しそうに戯れる男女と骨付き肉が天秤にかけられており、殺人鬼の葛藤がシュールかつポップに表現されている。
「カニバル」は、5月24日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国で公開。