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阿部真央、片桐はいり&向井理「小野寺の弟・小野寺の姉」主題歌を担当

2014年5月12日 12:45

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書き下ろし曲「それぞれ歩き出そう」が主題歌に決定!
書き下ろし曲「それぞれ歩き出そう」が主題歌に決定!
(C)2014「小野寺の弟・小野寺の姉」製作委員会

[映画.com ニュース][映画.com ニュース] シンガーソングライターの阿部真央が、片桐はいり向井理が姉弟役で映画初共演する「小野寺の弟・小野寺の姉」の主題歌を担当することが決定した。本作で映画監督デビューを果たす西田征史が、「初対面のときからすでに自分が大事にしているモノをくみ取ってくれた感じがしていましたが、ここまでばちこーんと狙い通りの主題歌が届くとは」と太鼓判を押す楽曲が完成した。

映画 怪物くん」「劇場版 TIGER & BUNNY」シリーズなどを手がけてきた人気脚本家の西田監督が、自身の同名著書を映画化。片桐と向井が演じる“一見似ていないようで、なんだか似ている”姉弟の人生とそれぞれの恋の行方を描く。西田監督は阿部への依頼が「無茶ぶりにちかいオーダー」だったといい、「しっとりとせずに明るく楽しい、だけど泣ける歌。悲しくて泣けるのではなく嬉しくて泣けちゃう感じ。姉と弟を想起させつつも、誰にでも当てはまるような歌詞」と、その内容を明かした。

そんなオファーを受けた阿部は、編集段階の作品を見た時のことを「こんなに心の温まる映画があるのかと心底感動し、号泣してしまいました」と述懐。西田監督とのやりとりを経て、映画の主題歌としては2010年公開の「半分の月がのぼる空」以来となる楽曲「それぞれ歩き出そう」を書き下ろした。阿部の人気曲を手がけてきた小森雄壱がアレンジを担当し、優しさと愛おしさが全面に出た言葉と軽快で心地よいサウンドが織り成すミディアムナンバーに仕上がっている。

阿部は作品について、「“家族”という切っても切れない縁で結ばれた、かけがえのない存在だからこそ生まれる、どこかまどろっこしくて不器用な思いやりや愛情が緻密に描かれていて、人を愛するということの素晴らしさを改めて感じさせてもらえる、とても素敵な作品です」とコメントを寄せている。今回のコラボレーションは、今年デビュー5周年を迎える阿部がアニバーサリーイヤーのスペシャル企画として行っている対バンライブツアー「5th Anniversary 阿部真央らいぶ“お力添え、願います。”ツアー2014」の初日となる5月8日のZEPP TOKYO公演で自ら発表した。

小野寺の弟・小野寺の姉」は、10月25日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。


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