中川翔子、「神様」と仰ぐ楳図かずおの監督作「マザー」で主題歌担当
2014年4月27日 11:30

[映画.com ニュース] 恐怖漫画の巨匠・楳図かずおが、77歳にして長編映画監督デビューを果たす「マザー」の主題歌に、中川翔子が歌う「chocolat chaud」が起用されることがわかった。
映画は楳図の自伝的ストーリーで、楳図の亡き母イチエの怨念が、周囲で底知れぬ恐怖を巻き起こしていく様子を描くホラー。楳図かずお(片岡愛之助)の自叙伝の出版準備を進める担当編集者・若草さくら(舞羽美海)が、楳図の創作の原点でもある母イチエについて調べるうちに、周囲で怪奇現象が起こり始める。
楳図作品の大ファンであることを公言し、2005年には楳図原作の映画「楳図かずお恐怖劇場 絶食」にも出演している中川は、テレビのバラエティ番組などで何度も楳図と共演している間柄。監督デビューを応援するため本編にも友情出演しており、短いながらも物語の鍵を握る印象的な役を演じている。
自身も07年に漫画家としてデビューしており、楳図ワールドへの深い理解力があり、深夜にまで及ぶ過酷な撮影にも協力を惜しまなかった中川の姿に感激したプロデューサーが、出演に加えて主題歌も依頼。中川も快諾したことから、今回のコラボレーションが実現した。
主題歌となる「chocolat chaud」は、4月2日に発売された中川の最新アルバム「9lives」に収録されている。歌詞の中には本編の内容を彷彿(ほうふつ)とさせる「あたしが朽ち果てた後も あなたをずっと愛し続けてる」という箇所があり、楳図監督も「雰囲気があっている」と太鼓判を押している。
中川は「楳図かずお先生は、この世界の素晴らしさや美しさ、恐ろしさやあらゆることを教えてくれた、私にとって神様です。その神様が紡ぐ実写映画の世界に主題歌という形で参加することができ、夢にも見たこと無いくらいの素晴らしい夢が実現するなんて、このミラクルに感謝します」と話している。
「マザー」は9月27日全国公開。
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