実写版「パトレイバー」が海外へ 韓国上映決定&欧米からオファーも
2014年4月25日 21:30
[映画.com ニュース] 人気アニメ「機動警察パトレイバー」を実写化した「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の海外展開が決定した。4月5日に日本で上映されたばかりの「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章」が、韓国で4月24日から上映されている。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、アニメ版も手がけた押井守を総監督に迎えて「パトレイバー」を初めて実写化し、全7章(全12話)のドラマシリーズと1本の長編劇場映画を順次上映・公開するプロジェクト。国内ではドラマシリーズの第1章が4月5日から劇場上映され、続く第2章も5月31日に上映開始を控えている。
海外初上映となる韓国での第1章上映は、同国3大劇場チェーンのひとつであるロッテシネマを中心に約20館で行われ、その後も日本同様に全7章を順次上映していく。さらに、その他のアジア圏や欧米各国からの上映オファーも届いているとのことで、プロジェクトは今後も国内に留まらず、ワールドワイドに展開していくという。
韓国での上映が決まり、押井監督は「実写版のパトレイバー、アニメを見たことがある人もない人も楽しめると思います。是非、最後までご覧になってください。カムサハムニダ」と喜びのコメントを発表。物語は東京周辺で繰り広げられるが、そうしたローカルな設定だからこそ「逆にそのことが興味を持ってもらえる根拠になればいいと思います」としている。