未知の映像体験!漁船漁業の様子を極小カメラで捉えたドキュメンタリー予告
2014年4月13日 11:00

[映画.com ニュース] 漁船漁業の様子を極小カメラで捉えたドキュメンタリー「リヴァイアサン」の予告編が、公開された。
カメラは、メルビルの「白鯨」をインスパイアした米国の港町ニューベッドフォードから巨大な底引き網漁船とともに大海原へ向かう。網の中でもがく魚たちや、空中を飛ぶカモメの目線となり、空から海中へとダイブする。泡立つ波音やクレーンのきしみ、波に揉まれた船体があげるうめきなど、圧倒的な映像と音響によるかつてない映像が観客を待ち受ける。
現代商業漁業にかかわるすべてのことを、このように誰も試みたことのない方法でカメラに収めたのは、ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する映像作家兼人類学者ルーシァン・キャスティーヌ=テイラーとベレナ・パラベルの2人。このほど公開された予告編で、美と恐怖、生と死とが不気味に溶解しあう黙示録的な映像の一端を体験できる。
「リヴァイアサン」は、2014年6月にシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。
(C)Arrete Ton Cinema 2012
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