「クローズEXPLODE」待望の初日に主演・東出昌大も感慨無量
2014年4月12日 14:30

[映画.com ニュース] 7500万部を超える人気コミックを、キャストを一新し5年ぶりに映画化した「クローズEXPLODE」が4月12日、全国307スクリーンで封切られた。07年「クローズZERO」が興収25億円、09年「クローズZEROII」が同30億円という実績を誇るが、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶に立った主演の東出昌大は、「皆ががむしゃらになって作った新しい『クローズ』になった。前作、前々作は忘れて楽しんでいただけたら」と万感の表情だった。
この日は、勝地涼、永山絢斗、「DA PUMP」のKENZO、「三代目J Soul Brothers」のELLYと岩田剛典、やべきょうすけの主要キャストと豊田利晃監督が登壇。公開を記念し、タイトルの「EXPLODE(爆発)」に絡め、俳優たちによる「風船早割りバトル」が開催された。
2組に分かれた予選を勝ち抜いた東出、KENZO、岩田、やべの4人が決勝に進出。「座長に花を持たせようか」というヒソヒソ話も聞こえたが、結果はガチンコ勝負でKENZOが優勝。「勝負事なんで、うれしいっすよ。この波に乗って全国に広がっていけたら」とガッツポーズを見せた。
また、約1年前の撮影をそれぞれが振り返り、映画初出演の岩田は「藤原(永山)との決闘シーンは、監督から好きにやってくれと言われ全部アドリブだった。2人でアクションを打ち合わせたけれど、カチンコが鳴った瞬間にテンパって15分くらいやっていた」としみじみ。永山も、「ここで終わりということだけ決めていたけれど、なかなかカットがかからなかった。岩田くんは体力があるからねえ」と照れ笑いを浮かべた。
勝地は、銭湯から素っ裸で逃げ出すシーンを挙げ、「2月の極寒の中だったからねえ。でも役としても、東出くんとの距離も近くなったと思う。お尻も見られたしね」とニヤリ。対する東出は恥ずかしそうに「勝地くんはムードメーカーで、お芝居の経験も群を抜いているし、いいアニキ分です」と硬めのコメントで、周囲から冷やかされていた。
そして、唯一、3作すべてに出演しているやべが「今回で皆のキャラが紹介されたけれど、今後、彼らがどんな痛みや悩みを持って羽ばたいていくのかが見たい。皆さんの力で、もっともっと高いところに昇らせてあげたい」とさらなるシリーズ継続をアピール。満場のファンから万雷の拍手に、豊田監督、東出らキャストも十分な手応えを感じている様子だった。
「クローズEXPLODE」は前作から1カ月後、転校生の鏑木旋風雄(東出)、新入生の加賀美遼平(早乙女太一)らの出現によって、鈴蘭男子高校の新たなトップ争いが勃発。黒咲工業やバイクチーム「ODA」などの思惑も絡み合い、一大バトルを繰り広げていく。
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