「次元大介の墓標」劇中写真を入手!栗田貫一&小林清志、アフレコに臨む
2014年4月10日 06:00

[映画.com ニュース] 「ルパン三世」を原作に、小池健が監督を務めるスピンオフ作品「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」の劇中写真を、映画.comが入手した。また、ルパンIII世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志がこのほど都内でアフレコに臨み、今作についての思いを語った。
2012年4月に27年ぶりとなるテレビシリーズとして制作された「LUPIN the third ~峰不二子という女~」に続く、スピンオフ作品第2弾。前作では不二子を主役に据え、大胆な解釈で若き日の主要キャラクター5人の出会いと活躍を描いた。今作はハードボイルドなテイストで、ルパンと次元がどのよう経緯を経て相棒になっていったかを丁寧に描く。
栗田は、ハードな作風を「次元大介というガンマンとルパン三世が出会ってそれほど時間が経っていなくて、互いに信頼もしていなければ仲間意識もない。でも徐々にそれが芽生えていく過程にある。だからテンションもなあなあにならないように、ちょっと他人行儀というか、ライバル同士というか、そういうイメージで演じています」と説明。小林も、「昔はこういう人間同士の因果関係の話がよくあったんです。非常に面白いですよ。こういう話がまた出てきたのは嬉しいかな。意識して演じたりは特にないですが」と話す。
印象的なシーンについては、「タバコを吸って煙をくゆらせている2人の関係があって、最後にライターのアップがくる。男くさい、悪いヤツどうしの友情みたいな。そこがよく出ている作品じゃないかな」と栗田が明かす。さらに、「こういうのはこういうので、やったほうがいいと思う。こっちのルパンが好きっていう人もかなりいると思うんですよ」と猛アピール。小林も、「ダーティというか人間くさい。ただ、オンエアできるかどうかというシーンがほかにありますね。逆に楽しみかな」とコメントを寄せた。
「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」は6月21~27日、東京・新宿バルト9で限定特別上映。
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