孤立無援の大海原で男の友情を描く「ターニング・タイド 希望の海」予告編
2014年4月8日 14:05

[映画.com ニュース]世界一周ヨットレースの最中に孤立無援の大海原で出会った男と少年の友情を、「最強のふたり」のフランソワ・クリュゼ主演で描いた感動作「ターニング・タイド 希望の海」の予告編が公開された。
単独無寄港で世界一周を目指すという過酷な条件で知られるフランスの世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」に出場したヤンは、レースの途中、船の修理のためにカナリア諸島沖に停泊。そこでモーリタニア人の少年マノがヨットに乗り込んでいたことに気づく。単独でレースを行うことが必須条件のため、このまま少年を乗せていれば失格になってしまうが、大海原の真ん中で少年を降ろすわけにもいかず、ヤンはそのままレースを続行する。
ギョーム・カネの全監督作品をはじめ、トニー・マーシャル監督作品など数多くの映画で撮影監督を務めるクリストフ・オーファンスタンの監督デビュー作。ヴァンデ・グローブによる全面サポートのもと、時に6メートルもの大波に見舞われながら43日間かけて海の上で撮影が敢行された。荒れ狂う大洋の脅威や静寂の水平線などの息をのむ映像美も見どころのひとつだ。
予告編は、ヨットの出航シーンからスタート。海を知り尽くしているヤンは、世界最高峰のレースに胸を躍らせているが、無断でヨットに乗り込んだマノを発見し、大きく動揺する。ルール違反を犯しているというヤンの葛藤と、その後のふたりが心を通わせていく様が映し出されている。
「ターニング・タイド 希望の海」は5月31日から新宿シネマカリテほか全国順次公開。
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