「しずる」村上、「ラーメン二郎」出禁の噂は「全くの誤報」
2014年4月7日 06:05

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「しずる」の村上純が4月6日、デビュー小説となる短編集「青春箱」(双葉社刊)の発売を記念し、都内の書店でサイン会を行った。
青春をテーマに、1年半に及んだ雑誌連載で書きためた17編の短編と1編の書き下ろし、「ピース」の又吉直樹との対談などを加えて上梓した同書。サエないサラリーマン、教室の片隅の学生、幸せな新郎新婦を妬むウエディングプランナーなどにスポットを当てている。
晴れて“小説家デビュー”を果たした村上だが、「実感がないです(笑)」。というのも「僕自身、『どこぞのお笑い芸人が、なにを小説なんて書いているんだ!』というスタンスなので。ひどいものでもマイナスにはならないだろうという気持ちです」と語る。小説家という肩書きは加わったが、「お笑いはやめないですから! 欲張りなので何でもしたい。今度は長編を書くかもしれない。違ったことをひとつでも多くしたいと思っています」と幅広い活躍に意欲を見せる。
“ゴーストライター”や“捏造”が世間を騒がせているが、「自分で書いていますか?」という報道陣のストレートな質問には「誰が佐村河内だ(笑)!」とツッコミ。「ちゃんと自分のパソコンから(原稿を)送っています。(ゴーストライターに)お金を持っていかれるとかないですから! 営業妨害やめてください」と笑っていた。
過去には小説以外の書籍を上梓しており、中でも村上自身が足しげく通う「ラーメン二郎」の魅力をテーマにした「人生で大切なことはラーメン二郎に学んだ」(光文社新書刊)は話題を呼んだ。内容に店主が激怒し、村上は出入り禁止になったという噂がネットを中心に広まったが、「全くの誤報です」と全面的に否定。「一部の熱狂的で偏屈なフリークの方とか、いわゆる“芸能関係者Aさん”みたいな人の話として言われていますけど(苦笑)。今年ももう何回か食べに行っています」と明かした。
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