コロッケの“新ネタ”「クレヨンしんちゃん」版モノマネに武井咲、矢島晶子ら大喜び
2014年4月6日 16:52
[映画.com ニュース] 人気アニメの映画シリーズ第22作となる「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」の完成披露試写会が4月6日、都内で行われた。矢島晶子、藤原啓治らレギュラー陣に加え、ゲスト声優を務めた女優・武井咲とモノマネタレント・コロッケが舞台挨拶に立った。
アニメ映画の声優は初挑戦の武井は、トラブルメーカーの婦警・段々原照代役。「難しいところはたくさんあったけれど、しんちゃんと一緒にいられて、大好きな映画に少しでも存在することができてうれしかった」と笑顔でアフレコを振り返った。
さらに、この日はしんのすけら野原一家(着ぐるみ)も駆けつけたため、「同じステージに立つことができて本当に興奮しています。夢みたいで、できればあっちに座りたい」と客席に座ることをアピール。しんちゃん(矢島)から「ダメだよ。皆があっちを向いちゃうじゃん」と制止されて踏みとどまり、「映画の中のしんちゃんは本当に格好いい。愛にあふれている作品なので、多くの方が共感してくれると思う」としっかりPRした。
一方、コロッケはシリーズ史上初となる2年連続でのゲスト出演に、「すごくありがたい。最初はドッキリだと思ったけれど、台本が来たので気合を入れて、僕を使って良かったと思っていただけるよう一生懸命やりました」と感激の面持ち。天才科学者の頑馬博士という役どころで、「モノマネの中には全くない、別の声を楽しんでほしい」と自信のほどをうかがわせた。
それでも映画の中では、頑馬博士が発明した“ロボ五木ひろし”で「契り」を歌うシーンがあり、自ら生で再現。さらに、「ロボ美川憲一」、「『ジュラシック・パーク』のティラノサウルス」と武井や矢島らのムチャぶりにも即対応し、次々に持ちネタを披露。果ては武井のリクエストで、テレビアニメの主題歌「オラはにんきもの」を徳永英明バージョンで歌う“新ネタ”まで繰り出し、ヤンヤの喝采を浴びていた。
シリーズ最新作は、父・ひろしがロボットになり最初は大喜びだったしんのすけだったが、その裏で「父よ、勇気で立ち上がれ同盟(父ゆれ同盟)」の陰謀が渦巻いていることを知り、親子、そして家族のきずなを取り戻すために立ち上がる冒険を描く。4月19日から全国で公開され、矢島はしんちゃん口調で「見れば~」とおなじみのフレーズを唱えていた。