フジテレビが一番タモロス？ 香取慎吾主演ドラマ「来週から見てくれるかな？」

「いいとも！」終了の喪失感“タモロス”が一番深刻なのはフジテレビ自身？ ドラマ会見も「打ち上げで40分しか寝ていない」という笠井信輔アナウンサーが司会を務め、フジテレビが誇る国民的昼のバラエティ終了を惜しんだ。ドラマと関係のない話題を主催側が率先して取り上げるのは異例のこと。

20年レギュラ－を務めた香取は、あらためて心境を聞かれ「タモリさんが『明日も見てくれるかな？』と言うからきょう見たら、もう新しい一歩（新番組『バイキング』）が始まっていた。『いいとも！』とSMAPは深い関係にあった。新しい一歩が始まった」と感慨深げに語った。

一方でドラマをしっかりPR。民間の科学捜査研究所を舞台にしたサイエンスヒューマンミステリー。香取演じる調査員・流田縁がドーナツ片手に法や警察の手が届かない難事件を解決に導いていく。サスペンスあり人間ドラマありで、香取はこの日、「いいとも！」打上げ明けの寝不足ながら第1話を鑑賞したと明かし「自分で言うのもなんだけど面白い」と手応えを噛み締めた。「映画化が決まりました」はエイプリルフールのジョークも、自信のほどをうかがわせた。

調査を依頼するヒロイン役に西内まりや。研究所スタッフ役に鈴木、NYC中山優馬、安藤玉恵、イッセー尾形。ほか、濱田ここね、倉科カナ、谷原章介らが出演。現場での居眠りを明かされ泣いてしまった西内から香取に興味津々のイッセーまで個性豊か。ジャニーズの後輩、「おしん」の子役も満面の笑み。香取は「（このところ）一人で突っ走る役が多かったけれど、今回は困ったらチームで支えてくれる」と満足げに語っていた。（映画.com×文化通信.com）