「グレイズ・アナトミー」解雇された俳優が7年ぶりに復帰
2014年3月12日 21:48

[映画.com ニュース] 米ABCの大ヒット医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」から2007年に降板した、プレストン・バーク医師役の米俳優イザイア・ワシントンが、今年5月に放送されるエピソードにゲスト出演し、7年ぶりに同番組に復帰することがわかった。
オリジナルキャストだったワシントンはシーズン3を最後に同シリーズから降板したが、その理由が、共演者のジョージ・オマリー役のT・R・ナイトを同性愛者に対する蔑称で呼び侮辱したためで、事実上の解雇だった。ナイトは同性愛者だったが、それまでその事実を公表しておらず、事件が大きく報道されたのを受けてカミングアウトするにいたった。
米ハリウッド・レポーターによれば、ワシントンは、現在放送中のシーズン10を最後に同シリーズから卒業する、同じくオリジナルキャストのサンドラ・オー扮するクリスティーナ・ヤン医師にからんだストーリーに登場するという。クリスティーナとバークはかつての恋人同士で、結婚にまでこぎつけたものの、結婚式当日にバークが突然失踪したという経緯がある。
クリエイターのションダ・ライムズは、「クリスティーナの旅があるべき道へと進むために、バークは不可欠な存在。みんなが大好きなクリスティーナ・ヤンにきちんとさよならを言うための、大団円をもたらしてくれるでしょう」と話している。
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