「ゼウスの法廷」の高橋玄監督、撮影から2年後の公開に“大人の事情”暴露を示唆
2014年3月8日 14:19
撮影終了から約2年を経ての待望の初日に、高橋監督は「いろいろな“大人の事情”がありまして、2011年末から撮影して翌年春まで撮っていた。映画はお客さんに見てもらった瞬間に完成する」と感慨深げ。「この手の映画は『永遠の0』のようなでかい宣伝はできない。見た人がインターネットなどで広めてくれるのが生命線です」と初回上映後の観客に訴えた。
婚約者の男が裁判官、女が過失致死の被告として対じする法廷ドラマ。主演の小島聖と塩谷瞬はスケジュールの都合で欠席したが、弁護士役の野村宏伸も「やっと見ていただける日がきて感激している。本当に幸せ。できるだけ多くの人に見てもらいたいので、宣伝に協力して」と呼びかけ、観客にも写真撮影を許可するサービスを見せた。
また、高橋監督はラストシーンの描写についてリアリティに欠けるとの指摘があることを明かし、ネタバレこそ避けたものの「法廷に刃物は持ち込めないはずと言われたが、こっちが勝手に思っているだけ。金属探知機があるのも東京地裁くらいで、持ち込めるんですよ。そんな裏事情は申しませんが、私のことだからいずれ話しちゃうかも」と過激発言を示唆した。
この日はほかにも川本淳市、吉野紗香、風祭ゆき、出光元らキャスト7人が集結するにぎやかな舞台挨拶。出光は、昨日行われた日本アカデミー賞を引き合いに出し、「来年の日本アカデミー賞では、主役以外、全員で賞を取りましょう」と意気揚々と語っていた。
「ゼウスの法廷」は、高橋監督によるオリジナル脚本。多忙な裁判官の仕事とのすれ違い生活に不安を感じ始めた地方公務員の恵が、かつての恋人と浮気。密会を重ねるうちに事故で元恋人を死なせてしまったことから、逮捕、起訴される。婚約者はその裁判を担当することを志願し、法廷で真実、そして愛の深さを確かめ合っていく。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー