「大人ドロップ」主演の池松壮亮、青春ものに不安「心が追いつかない」
2014年3月6日 21:20

[映画.com ニュース]俳優の池松壮亮が3月6日、都内で行われた主演作「大人ドロップ」の完成披露試写会に、共演する橋本愛、小林涼子、前野朋哉、メガホンをとった飯塚健監督とともに出席した。樋口直哉氏の同名小説を原作に、大人への第一歩を踏み出す高校生4人を描いた青春映画。現在23歳の池松は「青春ものはもう無理かなと思っていた。心が追いつかない」と撮影前の不安を吐露。それでも「ちゃんと皆さんに『見てください』と言える作品」と誇らしげに挨拶した。
ヒロインを演じる橋本は「監督が挑戦したいものが、ちゃんと映っていてうれしかった。見てくれた方々の心のどっかに一瞬でもひっかかるものがあれば」とアピール。小林は「まだ作品を客観視できない」といい、駆けつけたファンの声援に大粒の涙を流す場面も。一方、現在28歳の前野は「18歳の役なので大丈夫かドキドキだったが、(映画を見て)全然イケるなと思った」と笑いを誘っていた。
そんな和気あいあいのキャスト陣に対し、飯塚監督は「いい4人ですよね」と目を細め、「とてもいいバランスで、いわゆる暗記ショーをする人もいない。その場で受け取り、芝居で返す姿は撮っていて面白いし、瞬発力が大切な現場だった」と振り返った。
映画が描くテーマにちなみ、大人になったと感じた瞬間を聞かれると「趣味もないし、よりどころにできるものもない。今の自分を裏切らないのは、コーヒーくらい」(池松)、「ハイヒールを履いて歩けたとき」(橋本)、「アイスクリームを好きなだけ買えるとき」(小林)、「そりゃもう確定申告っすかね」(前野)と話していた。「大人ドロップ」は4月4日から全国で公開。
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