高橋愛、夫・あべこうじと“ポール・ポッツ夫妻”目指す?
2014年3月4日 13:10

[映画.com ニュース] 元「モーニング娘。」の高橋愛と19歳の演歌歌手・徳永ゆうきが3月4日、人気オーディション番組を機に一躍世界的オペラ歌手となったポール・ポッツの実話を映画化した「ワン チャンス」の公開記念トークイベントに出席した。
イギリスの片田舎に生まれ育ち、容姿も冴えず内気な性格でいじめられっ子だったポールが、オペラ歌手になるという夢をかなえるため、出場した人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で奇跡を起こす。「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル監督の下、「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」「人生は、時々晴れ」のジェームズ・コーデンが主演を務め、ポール・ポッツ本人が歌唱シーンの吹き替えを担当した。
2万6000人の応募者が殺到したというオーディションを勝ち抜き、人気アイドルグループ「モーニング娘。」のメンバーとなった高橋だが、「私も本当に自分に自信がなかった。ポールとは悩みの大きさも違うけれど、挫折する気持ちや不安は痛いほど分かる。でも、やっぱり夢はあきらめちゃいけないんだなって勇気をもらった。泣きました!」と共感しきり。「これからつらいこともあると思うけど、ポールのように頑張ろうと思える映画だった」と感銘を受けていた。
鉄道オタクだという徳永は、「中学生くらいまでは鉄道関係の仕事に就きたいと思っていた」といい、歌手を夢見たのは「『大阪でのど自慢があるから出てみない?』という友だちの誘いがきっかけ。歌詞を間違えたら、音外したらどうしようと最初は不安だらけだったけど、フィギュアスケートの羽生結弦選手のように、気持ちを切り替えて楽しもうと思った」と見事チャンピオンの座をつかみ、歌手デビューを果たした。
また、先月お笑い芸人・あべこうじと入籍したばかりの高橋は、「ポールがここまで来られたのも、奥さんやお母さんの存在があったからこそ。背中を押してくれる存在がそばにいてくれたのは大きいと思う。こういう夫婦になりたいなって思った。今はなぐさめてもらうことばかりなので、なぐさめられるような寛大さと、心の余裕のある女性になりたい」と抱負を語った。
「ワン チャンス」は3月21日より公開。
フォトギャラリー
関連ニュース





