「ホビット」ファンのコスプレイヤー、伝説の指輪が眠る“聖地”に結集!
2014年2月28日 18:10
[映画.com ニュース] 人気アドベンチャーシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング」の前章「ホビット」3部作の第2章「ホビット 竜に奪われた王国」が2月28日、全国689スクリーンで封切られ、東京・新宿ピカデリーには公開を待ちわびていたファンのコスプレイヤーたちが詰めかけ、初日を祝った。
J・R・R・トールキンの不朽の名作を、ピーター・ジャクソン監督が映画化したシリーズ最新作。ホビット族の青年ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)が、邪竜スマウグ(ベネディクト・カンバーバッチ)に支配されたドワーフの王国エレボールを奪還すべく、ドワーフ王族の末えいトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミテージ)や魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)らともに壮絶な冒険に旅立つ。人気キャラクターのレゴラス(オーランド・ブルーム)が再登場するほか、エルフ族のタウリエル(エバンジェリン・リリー)、弓の達人バルド(ルーク・エバンス)ら新キャラクターも続々登場する。
一堂に会したファンたちは、シリーズのロケ地であるニュージーランドから“初来日”中の「魔法のリング」の前で記念撮影を行った。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで人気を博したアラゴルンや“赤ちゃん”フロドも駆けつけ、劇場内は大にぎわい。初日の客層は女性が半数以上を占め、20~30代の女性を中心に熱烈な支持を集めていた。
主人公のビルボに扮した女性コスプレイヤーは、「どのキャラクターも好きだけど、やっぱりビルボが一番好き。『ホビット』の魅力は、最初は頼りなかったビルボが成長していく物語。前回よりも映像がスケールアップしているので、ぜひ劇場で見てほしい!」とアピール。ガンダルフのコスチュームに身を包んだ男性は、「本当はギムリ(ドワーフ)が好きだけど、体系的に無理だったのでガンダルフ(笑)。映画は実際にはない世界を現実に起こっているように描く総合芸術。音楽も素晴らしく満足! 次はギムリが出てきてくれるとうれしい」と早くも次回作に期待を寄せていた。
「魔法のリング」の東京・新宿ピカデリーでの展示は2月28日まで。