邪竜スマウグの全容が明らかに!「ホビット」特別予告が公開
2014年2月27日 18:00

[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」と同じ世界を舞台に、温厚なホビット族の青年ビルボが挑む壮大なアドベンチャーを描くシリーズ第2弾「ホビット 竜に奪われた王国」の特別予告編が公開された。
予告編の“主役”は、主人公たちの旅の目的地であるドワーフ族の王国をかつて滅ぼし、今なおその地下に巣くう、シリーズ最強にして最悪の敵“スマウグ”。宝物庫に忍び込んだビルボ(マーティン・フリーマン)を察知し、「どこにいる?」と財宝の山から頭をもたげて「姿を見せろ!」と迫りくる姿や、紅蓮(ぐれん)の炎を吐き出す頭部が正面から捉えられているほか、燃えさかる町に取りつき、「燃えカスにしてやる!」と叫びながら巨大な翼を羽ばたかせる全身像までが映し出されている。
かつてないほどの邪悪さとこうかつさで見る者を圧倒するクリーチャーに、モーションキャプチャーと声を使って命を吹き込んだのは、英国ドラマ「SHERLOCK シャーロック」のシャーロック・ホームズ役で大ブレイクを果たしたベネディクト・カンバーバッチ。皮膚の質感を表現するCGの制作だけで2年半以上を費やし、カンバーバッチの表情と仕草が取り込まれたことで、スマウグは完成した。
カンバーバッチは、スマウグについて「実に濃いキャラクター。うぬぼれ屋でパワフル。そしてとにかく巨大だ」と言及。「すばしっこく、悪魔的で、火を噴き、空も飛べる。吐き出す炎はすべてを一瞬にして灰と塵と化す。彼1匹だけで強力な軍隊なんだ。計り知れない破壊力がある。しかし、強欲さ、貪欲さ、そして復讐心を燃やしている点では、実に人間っぽいキャラクターなんだよ」と分析している。
ピーター・ジャクソン監督は、「どんなに利口な人でもスマウグには敵わない。彼を相手に作り話は通用しないし、すぐに見破られるのがオチだね。スマウグは愛きょうがあるように見えて、その下に殺気を隠しているんだ。キレると怖いし、そして何をしでかすか分からない」と表現。そして「そんなスマウグの魅力を、ベネディクトは完璧に演じてくれたんだ」とべたぼめだ。
通常の倍のフレーム数を持つ最新撮影技術、「HFR3D」で全編が3D撮影されている「ホビット 竜に奪われた王国」。クライマックスで繰り広げられるスマウグとビルボ、そして13人のドワーフたちの対決は、観客にまるでそこに居合わせてしまったかのような臨場感と迫力をもたらすと話題だ。2月28日から全国公開。
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