池松壮亮、主演作「愛の渦」の見どころは「女性陣の体?」
2014年2月18日 20:05

[映画.com ニュース] 演劇ユニット「ポツドール」の舞台劇を映画化した「愛の渦」の完成披露試写会が2月18日、都内で行われ、主演の池松壮亮と門脇麦、共演の滝藤賢一、三津谷葉子、中村映里子、赤澤ムック、柄本時生、信江勇、三浦大輔監督が舞台挨拶に立った。
ポツドール主宰の劇作家・三浦が、2006年・第50回岸田國士戯曲賞を受賞した同作を、自ら書き下ろして映画化。フリーター、女子大生、サラリーマン、OL、保育士など、さまざまな境遇の人々が六本木のマンションの一室に集まって乱交パーティに明け暮れる姿を通じ、人間のこっけいさや本質を描く。
主人公であるニートの青年を演じた池松は、見どころを聞かれ「ひわいなことしか思いつかない(笑)。女性陣の体じゃないですか?」と困り顔。ヒロインで引っ込み思案の女子大生を演じた門脇は、「本当に乱交パーティに参加したような感じ。キャストのみんながドキュメンタリーのようにむき出しになっていく感じをのぞいているような」と心身ともに役に没入したという。
ドラマ「半沢直樹」などで人気急上昇中の滝藤は、「ソチ五輪で金メダルをとったフィギュアスケートの羽生結弦選手のような美しさ、銅メダルを獲った葛西紀明選手率いるジャンプ男子ラージヒル団体みたいにチームワークが良かった作品。この作品が皆さんにとって何メダルになるかは分からないけれど、僕らにとっては間違いなく金メダル!」と胸を張った。
三浦監督は、文字通り体を張った熱演を見せたキャスト陣に「感謝の言葉しかない。過激なところに目を奪われがちだけど、役者のしっかりとした演技力を見てほしい」とアピール。また、「乱行パーティという設定なので過激と思われがちだけど、エロくもグロくも過激でもない。誰しもがもっているスケベ心を素直に描いただけの映画。エンタテインメント作品だと思っているので、多くの人に届いてほしい」と熱く語った。
「愛の渦」は3月1日から公開。
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